積層金型を可能にする技術
拡散接合
拡散接合とは母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で、塑性変形を出来るだけ生じない程度に加圧して、接合面間に生じる原子の拡散を利用して接合する方法である。
拡散接合では、接合し易くする目的で、接合面間に金属を挟んで接合する場合もある。
接合実績例
HPM-7・HPM-38
SK-5・SKS-3
SPHC+Cu+SX-4
SUS430+ベリリウムCu+SKD-11
SUS304+ベリリウムCu+SKD-11
SKD-11・SKD-61
NAK80+Cu+NAK80
STAVAX
銅材
*インサート材を使用していない直接接合
溶接との違い
溶接は、溶接しようとする材料(母材)を加熱し、母材のみ、あるいは母材と溶加棒(溶接棒など)を溶かして溶融金属をつくり凝固させて接合する方法です。
それに対して、拡散結合では母材を溶かすことなく、くっつけることができます。また、広範囲の材質に有効で、異種材料の接合も可能です。
また、拡散結合ではどこで分かれていたのか分からなくなるほどに結合します。
各種部品・金型等の接合も受注いたします。
・冷却水路を有する積層金型
・各種熱交換器
・異材結合 等
実部品用拡散接合炉
機械仕様
接合品大きさ 250*250*200mm
温度 MAX 1200℃
加圧力 MAX 60ton
雰囲気 真空
真空度 5.0×10-4Torr